SUSTAINABILITY
持続可能な
社会
SUSTAINABILITY
CONTEST
サステナビリティコンテスト2021
4回目となる今回は、海外を含む385組の応募がありました。
5つの項目(社会的インパクト、コミュニケーション、価値創造、取組姿勢、発展性)を選考基準として評価し、グループ各社の経営陣によるオンライン審査・投票の結果、最優秀賞1組、優秀賞5組、入賞10組が決定しました。
4回目となる今回は、海外を含む385組の応募がありました。
5つの項目(社会的インパクト、コミュニケーション、価値創造、取組姿勢、発展性)を選考基準として評価し、グループ各社の経営陣によるオンライン審査・投票の結果、最優秀賞1組、優秀賞5組、入賞10組が決定しました。
2021年 最優秀賞
「カーボンニュートラルサポート」に関する商品・サービス開発
三井住友海上 火災傷害保険部/営業推進部
あいおいニッセイ同和損保 火災傷害保険部
MS&ADインターリスク総研 リスクマネジメント第一部/リスクマネジメント第三部
Overview
取組概要
企業向けの火災保険(企業財産包括保険)において、被災建物等の復旧時に、新たにCO2排出量削減につながる設備等を採用する際の追加費用を補償する「カーボンニュートラルサポート特約」を他社に先駆けて開発し、2021年8月より販売開始した。保険補償のみならず、カーボンニュートラルサポートを活用して、お客さまの脱炭素取組に対して、「①導入(セミナー・勉強会支援)」、「②戦略(CO2排出量簡易算定サービス等)」、「③削減(省エネ・再エネ導入支援等)」の3つの段階をワンストップで支援。「Build Back Better(創造的復興)」の考えを踏まえ、保険+コンサルサービスを通じて、お客さまにCO2排出量削減につながる対策を実施いただくことでともに脱炭素社会の実現に貢献する。
社会課題
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脱炭素化につながる設備や技術の導入コスト
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脱炭素化対策のノウハウ不足
課題解決
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被災物件等の復旧時に新たにCO2排出量削減につながる設備等を採用する追加費用を補償する保険商品を開発
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MS&ADインターリスク総研の「カーボンニュートラルサポート」を補償とセットにし、お客さまの脱炭素取組を包括的にサポート
OTHER PRIZES その他の賞
優秀賞
被災者生活再建支援サポート(罹災証明書発行手続き支援サービス)の提供
水災発生時の三井住友海上の損害調査情報(物件の情報や浸水の深さ等)を自治体へ提供することで、迅速な罹災証明書の発行を支援する。自治体の交付事務の効率化とお客さまの早期の生活再建に貢献。
三井住友海上
優秀賞
~食品ロス削減の輪を社会全体に~
食品事業者向けリコール保険「食eco」を開発
日本初・最大級の社会貢献型フードシェアリングプラットフォームを運営する株式会社クラダシ(以下、クラダシ)と提携し、食品ロスの削減に資する「食eco」を開発。食品事業者が賞味期限の誤表示等によりリコールを実施する際、品質に問題がない食品をクラダシ社が買い取ることで、食品ロスを削減。同時に、廃棄コストの削減効果を保険料に反映し、契約者の保険料抑制につながる仕組みを構築した。
あいおいニッセイ同和損保
優秀賞
「AI自動音声応答サービス」導入によるお客さまの利便性向上
保有契約件数の増大や保障の拡大により、保険金・給付金請求等のコールセンターの入電件数が増加。業界初のAIによる自動音声応答サービスを導入することで、24時間365日お客さま対応が可能となり、お客さまの利便性が向上。
三井住友海上あいおい生命
優秀賞
高齢運転者視機能 ・認知機能維持改善 トレーニングツール「ABCD」の開発
高齢運転者の安全運転支援を目的として「ABCD」(Active Brain CLUB for Driverの略)を開発。高齢者の安全運転寿命の延伸を支援することで、交通事故のない社会とすべての人の充実した生活の実現を目指す。
MS&ADインターリスク総研
優秀賞
スマートオフィスを活用した販売網拡大による地方/農村部の保険インクルージョン
インドの小都市・町村部に、保険証券の発券機を設置した簡易店舗型拠点(スマートオフィス)を展開する独自の販売網を構築。出店コストや運営費を抑制することで、地方/農村部への販売網拡大を実現し、保険へのアクセスが不便だった地域における保険の普及に貢献。
チョラMS(三井住友海上 インド現地法人)
代表者のコメント
世界的に脱炭素取組が注目されていますが、マーケットニーズを調査したところ、脱炭素化コストや対応ノウハウが不足している等の課題があることが分かりました。
そこで、復旧時に脱炭素化に資する設備の設置費用を補償する特約と、お客さまの実践的な脱炭素取組を支援するサービスの開発を計画しました。統一的な査定体制を構築すること、パートナー企業との協業体制を構築することに苦労しましたが、損害サービス業務部やサステナビリティ推進部から紹介いただいた有識者からの助言を活かし、グループ総合力で乗り越えることができました。
今後も、日々変化する社会課題の解決に寄与する商品・サービスを開発していきます。
(上段左より)三井住友海上 青木さん
MS&ADインターリスク総研 小川さん
(下段左より)三井住友海上 井上さん
あいおいニッセイ同和損保 佐藤さん